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レポート・出版物

NIEs機械産業の現状と部品調達  

経済協力シリーズ

No.156

本書は、NIEs諸国の機械産業の現状、生産分業体制の現状と課題、日系企業の部品調達の現状と課題、を明らかにすることにより、今後の水平分業の行方を探ることを目的とした。取り上げた業種は、韓国では電子・電機産業と工作機械、台湾では自動車とカメラ、シンガポール・香港では電子・電機産業である。

■ NIEs機械産業の現状と部品調達
■ 北村 かよ子  編
■ 2,592円(本体価格 2,400円)
■ A5判
■ 209pp
■ 1991年8月10日

CONTENTS

まえがき / 北村 かよ子

はじめに
1. 韓国の機械産業振興政策の推移と現状
 1.1960年代-輸出工業化振興政策
 2.重化学工業化の開始
 3.構造調整への取組みと機械産業強化
 4.機械産業国産化と中小企業の振興
2. 中小企業振興政策
3. 韓国機械産業の発展と対日関係
4. 台湾の機械産業振興策とその実態
 1.輸入代替から軽工業輸出工業振興期間(1950年代から60年代にかけて)
 2.輸出工業本格期(1960年代から70年代前半まで)
 3.重化学工業化期(1970年代後半)
 4.輸出産業高度化への取組み
5. 台湾機械産業の発展と対日関係
まとめ:アジアNIEsとの国際分業の展望

1. 電子・電機産業の地位と特性
 1.急成長を続ける韓国電子産業
 2.電子産業の生産・輸出・輸入動向
2. 電子・電機産業の生産構造と国産化戦略
 1.日系進出企業の状況
 2.国産化の推進
3. 個別企業にみる部品調達の状況と問題点
 1.A社家電部門の調達体制
 2.A社の外注企業B社の事例
 3.A社が購入している電子部品メーカーC社の事例
 4.日本型モデルを追及する韓国の系列化
4. 日本との水平分業の可能性

はじめに
1. 自給率の上昇と需給動向
 1.自給率の上昇
 2.生産の特徴
 3.輸入の特徴
 4.需給動向
2. 製品の国際競争力
 1.輸出状況
 2.国際競争力
 3.部品の品質と問題点
 4.日本と韓国の製品間分業の可能性
3. 生産分業体制
 1.内製外製の区分
 2.部品の国産化計画
 3.外注取引関係
4. 垂直分業の可能性

第4章 台湾における自動車産業の現状と部品調達 / 居城 克治

1. 自動車産業の現状と問題点
 1.自動車産業の発展過程と近年の需給動向
 2.自動車部品産業の現状
2. 自動車産業における生産分業構造
 1.生産分業構造の台・日・韓比較
 2.台湾自動車メーカーの部品調達状況
 3.台湾自動車産業の競争力評価と課題
3. 日本企業との国際分業の可能性
 1.日本自動車業界における国際協調プログラム
 2.台湾との生産分業の可能性

1. カメラ工業の特徴と日本企業の国際的展開
 1.カメラ工業の生産・分業体制の特徴
 2.日本企業の国際的展開
2. 台湾のカメラ工業
 1.生産体制
 2.輸出依存
3. 台湾における日系カメラメーカーの部品調達
 1.カメラメーカーの部品調達と問題点
 2.外注企業による部品生産・加工
結論

はじめに
1. 電子・電機産業の発展過程とその特質
 1.シンガポール
 2.香港
2. 電子・電機産業発展における外国企業の役割:国際分業の促進
 1.シンガポール
 2.香港
3. 日系電子工業の部品調達の現状と問題点
 1.生産拠点としての香港・シンガポールの現状
 2.部品調達の現状
まとめ