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地球環境とアジア環境法  

開発と環境シリーズ

No.7

国際環境法とアジア環境法の両方から、途上国の環境問題解決の法的手法を論じたもの。前編は国際環境法と途上国、後編はアジア環境法で構成されている。


開発と環境シリーズ 地球環境とアジア環境法 ■ 地球環境とアジア環境法
■ 野村好弘・作本直行  編
■ 3,250円(本体価格 3,010円)
■ A5判
■ 291pp.
■ 1996年 3月 第1刷 / 2000年 3月 第2刷発行
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CONTENTS

表紙・目次等 pdf

はしがき pdf / 野村好弘, 作本直行

第1部 国際環境法と発展途上国
第1章 ポストUNCEDとアジェンダ21の課題 pdf / 野村好弘
1.UNCED前の国際協力の歩み
 1.1970年代
 2.1980年代
2.UNCEDの開催と成果
 1.リオ宣言
 2.アジェンダ21
3 UNCED以後の日本と開発途上国
 1.中央公害対策審議会・自然環境保全審議会答申「国際環境協力のあり方について」
 2.閣議決定「政府開発援助大綱」
 3.環境基本法
4.アジェンダ21行動計画
5.地方公共団体のアジェンダ21行動計画
6.経団連地球環境憲章

第2章 国際金融機関と環境協力 —アジア開発銀行・世界銀行にみる環境配慮の仕組みと実際— pdf /  柳 憲一郎
はじめに
1.アジア開発銀行の環境配慮の取組み
 1.アジア開発銀行の環境政策
 2.アジア開発銀行の援助手法
2.世銀における環境配慮の取組み
 1.世銀の最近の環境政策
 2.貸付プロジェクトに対する世銀の監理と評価
 3.環境関連貸付
 4.世銀の環境改善手法
3.MDBにおける環境配慮の検討
 1.プロジェクト・サイクルにおける環境配慮
 2.MDBへの対応戦略 結びにかえて

第3章 国際環境法の展開と課題 pdf /  磯崎博司
1.環境に関する主な条約の概要
 1.汚染の防止
 2.気候系の維持
 3.生物多様性の保全と資源の利用
 4.自然地域の保全
2.環境に関する条約の要素
 1.被害救済のための制度
 2.未然防止のための制度
 3.新たな展開
4.今後の課題

第4章 地球環境条約と開発途上国 /  岩間徹
はじめに
1.地球環境問題の定義
2.途上国の利益に対する特別考慮措置の検討
 1.砂漠化防止条約
 2.国際熱帯木材協定
3.ウィーン条約およびモントリオール議定書
4.国連気候変動枠組み条約
5.野生生物種およびその生息地の保護に関する条約
6.バーゼル条約
まとめ

第5章 有害廃棄物の国境を越える移動をめぐる国際法の展開 pdf / 井上秀典
はじめに
1.バーゼル条約の原則
2.バーゼル条約採択以後の有害廃棄物規則の動向
 1.国連総会
 2.EC
 3.OECD
 4.NEP
 5.ESCAP
3.バーゼル条約締約国会議
 1.第1回締約国会議
 2.第2回締約国会議
 3.第3回締約国会議
4.責任および賠償に関する議定書
 1.責任の性質
 2.責任主体の範囲
 3.損害の範囲
 4.越境移動の始期および終期
 5.有害廃棄物の競合
 6.補償基金
 7.国際責任
5.国境を越える汚染の責任と国際法の一般原則
 1.国際法の一般原則
 2.国境を越える汚染に関する訴訟
 3.ソフト・ロー(Soft Law)からのアプローチ
 4.国際基金によるアプローチ
 5.仲裁制度
おわりに

第6章 債務自然スワップの意義と課題 pdf / 磯崎博司
1.債務と自然保護とのスワップ
 1.ボリビアでのDNS
 2.自然保護事業の運営
 3.問題点
2.DNSの概略
 1.DNSの背
 2.DNSの仕組み
 3.DNSの役割
 4.問題点と対策
3.新たな状況と展開
 1.状況の変化
 2.今後のDNS

第2部 アジア地域の環境法
第7章 途上国の環境保全のための理念と法的枠組み—地球環境権の確立に向けて— pdf / 小賀野晶一
1.問題の提起
2.持続的開発と環境権
 1.持続的開発の考え方の展開
 2.地球環境保全に関する国際条約等の展開
 3.一国環境権から地球環境権へ
3.国・地域別検討
 1.韓国
 2.中国
 3.フィリピン
4.日本法からの示唆
 1.環境基本法の制定
 2.環境権論の展開
まとめ

第8章 アジア諸国の環境影響評価制度の課題と地域協力の可能性 pdf / 作本直行
はじめに
1.アジア諸国の環境アセス制度をめぐる国際的な展開
 1.アジア諸国における環境アセス制度導入のための国際的な支援
 2.日本における環境アセス制度の導入と環境基本法
2.アジア諸国の環境アセス制度の内容
 1.中国
 2.韓国
 3.フィリピン
 4.マレーシア
 5.シンガポール
 6.タイ
 7.インドネシア
3.各国環境アセス制度の共通的課題—比較の立場から—
 1.制度根
 2.環境アセスの対象事業範囲
 3.環境アセスの制度的、手続き的な流れ
 4.アジア諸国の環境アセスに関わる問題点について
4.環境アセス制度の地域的発展のための制約的要因と可能性
 1.アジア地域での環境アセス制度の三つの発展方向
 2.ASEAN地域における環境アセス制度の調和・統一化
 3.制約要因
おわりに

第9章 メコン川流域開発に関する新たな法的枠組み pdf / 今泉慎也
はじめに
1.95年協定締結の背景
 1.従来のメコン委員会の組織と役割
 2.メコン河流域開発と加盟国間の利害関係
2.メコン協力の新たな枠組み
 1.5年協定の構成と適用範囲
 2.メコン河委員会の組織
3.水資源の利用・開発に関する原則と手続き
おわりに

第10章 熱帯林の減少と森林管理 pdf / 鈴木忠徳
はじめに
1.半島部マレーシアの森林管理
 1.森林資源の状況
 2.森林資源の管理方法と歴史
 3.半島部マレーシアの森林管理
2.世界の森林の現況
 1.熱帯林の現況
 2.温帯地域の森林の現況
3.森林の利用と保護に関する世界的枠組み
 1.国際熱帯木材協定
 2.熱帯林行動計画
 3.森林原則生命
4.アジェンダ21
5.国際林業研究センター
おわりに

第11章 アジア地域の湿地保全と法 pdf / 柳憲一郎
はじめに
1.アジアにおける湿地の利用と消耗の現状
2.アジア各国における湿地の現状
 1.タイの湿地保全と管理政策
 2.インドネシア
 3.マレーシア
3.アジアの湿地保全戦略
おわりに