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お知らせ・記者発表

第28回「発展途上国研究奨励賞」授賞作品決定について

2007年6月14日

ジェトロ・アジア経済研究所は、平成18年1月~12月の1年間にわが国で公刊された図書、論文など発展途上国の経済、社会などの諸問題を調査、分析した著作54点の中から次の2点を「発展途上国研究奨励賞」として選定した。

一、有田 伸著『韓国の教育と社会階層-「学歴社会」への実証的アプローチ』(東京大学出版会)
本書は、韓国社会の大きな特徴とされている「学歴主義的社会」という問題に、実証分析を通じて切り込んだ優れた著作であり、教育という切り口から韓国社会の構造的特質に迫るものである。

一、松田 康博著『台湾における一党独裁体制の成立』(慶応義塾大学出版会)
本書は、これまで空白になっていた1950年代の台湾政治史を、公開された資料と丹念な聞き取りを用いながら徹底的に調べ上げ、長期間をかけて書かれた労作である。

「発展途上国研究奨励賞」は、途上国に関する社会科学およびその周辺分野の調査研究水準の向上と研究奨励に資することを目的として、昭和55(1980)年度に創設したものであり、今回は第28回目。54点は大学や出版社等から推薦されたもので、中兼和津次青山学院大学国際政治経済学部教授を委員長とする選考委員会が選考し、アジア経済研究所が決定した。

なお、同表彰式を7月2日(月)14時よりアジア経済研究所にて開催し、選考委員による講評、受賞者による講演を行う。


担当部課
アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課
TEL:043-299-9536 FAX:043-299-9726 E-mail:info@ide.go.jp