中東・北アフリカ・中央アジア
アサド図書館
図書館名 |
Al-Assad National Library/مكتبة الأسد الوطنية |
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設立年 |
1984年 |
蔵書数 |
図書が11万冊以上・写本が約3万点。 |
住所 |
Damascus - Malki Street - P.O.Box: 3639 |
電話 |
+963113320803 |
FAX |
+963113320804 |
Website |
http://www.alassad-library.gov.sy (英語・アラビア語。ここ1年でずいぶん整備されて詳しい情報が掲載されるようになった。ただし内容は図書館紹介程度に留まっている。) |
開館時間 |
08:30-20:00(写本・貴重書・学位論文などは14:00まで)。土曜日は9:00-12:00 |
休館日 |
金・祝日 |
利用手続き |
18歳以上。 アジア情報ゲートウェイ参照 。ただし利用手続きの場所は変更され、正面の入り口から向かって右手の道路沿いにある入り口の窓口で申請する。旅券のコピーと顔写真(4×4cmでOK)2枚、学生証や大学等からのレター等学位を証明するものに手数料200SPを添えて申請する。翌日以降に利用証を同じ窓口で受取ることができる。利用証の有効期限は廃止されたようで、特に期限は設けられていない。学歴によって利用制限が異なり、色の違うカードが発行される点は変わっていない。(ただし水色のカードの学生も閲覧室を利用できるようになったようだが、これは現在行われている大改修のための一時的な措置かどうかは不明である)。なお短期間利用する場合は、利用証の申請は必要ない。これについてはアジア情報ゲートウェイ参照のこと。 |
貸借 |
不可 |
複写 |
可(ただし博士論文の複写は基本的に不可。特別な許可をとれば30ページ程度はコピー可能。)。一般資料(第1及び第2、第3閲覧室、国連出版物閲覧室で閲覧できる資料)についてはアジア情報ゲートウェイ参照のこと。ただし現在の枚数制限は資料の半分以下となっている。雑誌については、5階の複写受付窓口から申請用紙をもらい、論文のタイトルや雑誌名など必要な情報を記入して申請する。ここに提出するのはこの申請書とデポジット(申請した論文の量による)のみのため、雑誌記事についてはこの図書館が発行する「シリア雑誌新聞記事目録」(出版物の項参照)を用いて現物に当たらずに複写申請をしても問題ない。受け取りは翌日以降になることが多い。 |
検索 |
OPACなし。 資料は全てカード及びDBによる検索が可能。いずれも3階。 ただしDBの検索を利用者は行うことが出来ず、職員に依頼する。検索結果はプリントアウトしてもらうことが出来る。廉価。 カードはアラビア語資料と欧米語資料が別々に作成されている。カードは書名、著者名、主題から検索できるようになっており、特定の主題の分類番号等について知りたい場合は常駐している職員に問い合わせると教えてもらえる。なお逐次刊行物の所蔵については、3階の近年の逐次刊行物閲覧室にあるカードで検索する。 また雑誌記事の検索については、アサド図書館出版のシリア雑誌新聞記事索引(出版物の項参照)が便利。 |
配架 |
最近の逐次刊行物を除いて閉架。閲覧室については アジア情報ゲートウェイ も参照のこと。近年の逐次刊行物閲覧室、逐次刊行物バックナンバー閲覧室、写本部門、国内法令及びバアス党出版物閲覧室、視聴覚資料閲覧室、国連出版物閲覧室などに分かれる。 |
持ち込み |
以前は手書きのノートの持ち込みも制限されていたようだが、現在は1~2冊なら持込が認められるようになっている。しかし印刷物(たとえ自分のPCで作成した文書をプリントアウトしたものであっても)は辞書を含め全て持ち込みが禁じられている。PCの持込は可、ただし閲覧室にコンセントはない。 |
主な資料 |
全分野 |
出版物 |
出版活動は目録作成が中心。近年の出版物は以下。
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その他 |
2008年2月現在、大規模な改修工事が行われており、5階の写本部門、国内法令及びバアス党出版物閲覧室は利用できない。また視聴覚資料閲覧室も館内LANが工事の影響をうけて使用できない場合もある。工事の進行度合いによって利用できるサービスが異なるので、事前に確認した方がよいだろう。 |