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図書館

新着図書展示(2017年2月最新)

展示コーナーの様子

アジア経済研究所図書館では、新着図書の一部を展示しています(隔週入れ替え)。本コーナーでは、現在展示中の新着図書のタイトルおよび簡単な紹介文を掲載しています。掲載されている資料の詳細を見るには「OPAC詳細ページへ」をクリックしてください。

過去の展示一覧

「マラス」とは、中米出身の若者ギャング団につけられた俗称である。なぜ少年達はマラスのメンバーになり、犯罪に手を染めていくのか。筆者たちは、マラスの素顔を知るべく、ホンジュラスで、取材活動を重ねる。
追い詰められ、マラスになる少年達の思い、彼らを取り巻く社会格差と貧困問題、家庭の崩壊。その複合的な社会問題に、26年越しでメキシコのストリートチルドレンに関わリ続けるフリージャーナリスト工藤律子が迫る。
2016年第14回開高健ノンフィクション賞受賞作品。

中国の少数民族である「朝鮮族」が北京や日本に移住した際に、子どもの教育や言語について何を選択しているか、また韓国においては、同じ朝鮮民族が暮らす韓国社会でのアイデンティティの変容について著者のフィールドワークを通じて分析・報告した資料。

アユタヤ王朝時代(1351-1767)から現代まで、タイの華人の歴史を詳述する。様々な視点から歴史を切り取ったコラムも豊富。ほとんどのページに時代状況を物語る画像や人物の肖像を掲載。巻末には登場人物のタイ名(ローマ字表記)と中国名(漢字とピンイン)のリストがある。

中央アジアでは8世紀にアラブ・ムスリムに征服されて以来、イスラーム化が進行しイスラーム法シャリーアが適用されていた。16世紀になるとロシアとの交流が始まり、19世紀にはロシア帝国に征服されるに至る。本書はそうした中央アジア地域の法制度を歴史的に解明する「中央アジアの法制度研究会」の成果である。著者のひとり、堀川徹教授が収集したイスラーム法廷文書等の史料の解読に取り組む「中央アジア古文書研究プロジェクト」の成果でもある。

英ガーディアン紙初の移民専門ジャーナリストが、3大陸17か国でのインタビューに基づき、2015年以降のシリア難民たちが辿っているルートをレポート。実在のシリア難民一人の視点を中心とした現代版『オデュッセイア』の物語構成をとり、難民の苦難を描いている。

中国外交史の専門家が現在の「中国を識る(しる)」ために習近平政権下の中国と諸外国との間に生じる時事問題を解説した資料。リアルタイムで新聞や雑誌に投稿された時論をまとめたもの。

高雄事件は別名美麗島事件。雑誌「美麗島」が高雄市で主催したデモで警察と衝突し、逮捕者が出て、言論弾圧が行われた。台湾の民主化に大きな影響を与えた事件で、元総統の陳水扁は弁護団の一人だった。この事件について書かれた資料が少ない中、台湾研究者による英文刊行物である。

1971年の独立後、バングラデシュは政治体制の変更や政権交代、選挙をめぐる対立など、大きく揺れ動きながら今日まで続いてきた。本書は、バングラデシュ政治の歴史を整理、考察しながら、これまでのバングラデシュを理解し、この国の今後を読み解くための手掛かりを提供してくれる。

ユダヤ教およびユダヤ人の歴史を専門とする学者であり、また敬虔なユダヤ教徒でもある著者は、シオニズム、そしてイスラエルは、ユダヤ教の教義に反するとして一貫して厳しく批判してきた。本書でも、イスラエルは、ヨーローッパの民族主義や植民地拡大の文脈で考察すべきだと指摘している。