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レファレンスQ&A

オセアニア

これまで アジ研図書館 にお問い合わせがあったレファレンスから主なものをご紹介します。

本ページには、当館でご案内したレファレンスQ&Aの一部を掲載しています。
掲載する事例の一部では、ジェトロ・ビジネスライブラリーの所蔵資料が提示されていますが、閉館しましたのでご注意ください。

レファレンス協同データベースでは、最新の事例も含め全事例を閲覧・検索できます。
(検索条件を変更すれば、他機関の事例もまとめて検索可能です)


図書館では、開発途上国に関する文献・情報・統計データ等について、お問い合わせを受け付けています。
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Tel:043-299-9716 (図書館レファレンス受付電話)

ご回答 (カッコ内は当図書館の請求記号です。)

オセアニア一般
 オセアニア地域 (キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツバル、ナウル、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、マーシャル諸島、ミクロネシア) のテレビ放送事情 (局名、運営事業者・種類—国営/民間・会社名、放送の種類—地上波/ケーブル、放送地域)、ならびに外国との提携、支援 (番組の提供、チャンネル同士の提携等) の状況

オセアニア地域のテレビ放送事業につきまして、アジア経済研究所図書館の蔵書をお調べさせていただきました。関連資料はそれほど多くはなく、ご要望内容に近い資料といたしまして、下記の日本語の資料を紹介させていただきます。
日本放送協会放送文化研究所編『NHK・データブック 世界の放送 : テレビ・ラジオ・CATV・衛星』NHK出版 2000年版 (請求記号:G/07/N1/2000)、2013年版 (請求記号:G/07/N1/2013)
まず、2000年版ですが、クック諸島を除くオセアニア各国のテレビ放送につきまして、その概要が80ページから99ページまで記されています。『NHK・データブック 世界の放送 : テレビ・ラジオ・CATV・衛星』 の中では、オーストラリアとニュージーランドを除くと、オセアニア島嶼国のテレビ放送事業の概要が記されている一番新しい版となります。
2013年版には、295ページにオセアニア16カ国の放送関連組織ウェブサイトのアドレスが掲載されています。また、307ページには放送関連国際組織と衛星運営事業者のウェブサイト一覧が収録されており、オセアニアの島嶼国につきましても最新の情報が載っている可能性があります。
次に、英文の文献も探してはみたのですが、適当な文献はみつかりませんでした。
もし、少しでもお問い合わせ内容に言及があるということでしたら、下の2点を紹介させていただきます。

  1. Distance education in the South Pacific : nets & voyages / Richard Guy, Toshio Kosuge and Rieko Hayakawa, editors (Suva, Fiji Islands : Institute of Pacific Studies, University of the South Pacific ; Pacific Island Nations Fund, Sasakawa Peace Foundation , 2000) (請求記号:OO/37/D1)
    この本は遠隔 (通信) 教育を扱った本ですが、索引をみますとテレビ会社名がいくつか載っており、それに関連した言及があります。
  2. Public service broadcasting in the age of globalization / edited by Indrajit Banerjee, Kalinga Seneviratne ; [with a foreword by Shashi Tharoor] (Singapore : Asian Media Information and Communication Centre , 2006) (請求記号:G/301.15/P4)
    この本は最後の第17章がパプアニューギニアに割かれており、テレビ事業と各国の支援の状況が記された部分 (p.331-333) があります。 当図書館OPACの件名欄に"Oceania", "broadcasting"などの単語を入れて検索しますと、農村開発と関連したラジオ普及事業は少しはヒットしますが、テレビ関連文献はほとんどヒットしませんでした。
    NHK出版の書籍に掲載されているような、ウェブ上の情報を丁寧に当たっていかれた方がより詳しい状況が掴めるかも知れません。(2015年4月)
パプアニューギニア
 パプアニューギニアの主要都市レイに進出している鉱山企業リストがほしい

当館で所蔵している資料やインターネット情報をご紹介します。

  1. インターネットで 「パプアニューギニア 鉱業 外資」 で検索すると、JOGMEC (独立行政法人石油天然ガス金属鉱物資源機構) による 「パプアニューギニア独立国」 (世界の鉱業の趨勢2012) という報告書のファイルがヒットします。 鉱山・製錬所状況や探鉱状況の項目があり、権益所有企業がリストになっています。
  2. 同上のJOGMECが刊行している 「金属資源レポート (請求記号:PJa/622.3/K1)」 vol36, no3 (2006.9) にパプアニューギニアの事情が記載されています。
  3. 国際機関太平洋諸島センターについても投資情報の提供元として紹介します。
    http://blog.pic.or.jp/modules/contents/investment/png.htm (2013年05月)
 パプアニューギニアの経済概況、外国直接投資状況、インフラ状況、投資制度、日系企業の進出状況

パプアニューギニアに関する以下の情報については、当研究所ウェブサイトからリンク先をたどって頂きますと、下記内容に関する概要、または情報へのリンクがあります。

■ 経済概況、外国直接投資状況、インフラ状況、投資制度

http://www.ide.go.jp/Japanese/Research/Region/Asia/Papua/index.html
上記ウェブサイトの左側バナーにある外務省、在日パプアニューギニア大使館、在パプアニューギニア日本大使館へのリンクをご参照ください。
(例) 在日パプアニューギニア大使館 > ビジネス情報 > 投資政策
http://www.png.or.jp/nihongooct%2022000/busineesinformationnihonhtm.htm
http://www.ipa.gov.pg/
また、当館所蔵の以下の資料もご参考になるかと存じます。

  • Asian development outlook : ADO (請求記号:AA/338.92/A8/2013) pp262-265
  • The Far East and Australasia / Europa Publications (請求記号:AA/058/F1/2014) pp959-972
  • Economic and development strategy 2012ed. (Washington, D.C. : International Business Publications, USA) (請求記号:OLPP/338.98/E2)

投資状況については以下の資料をご参照ください。

  • International financial statistics. Country notes / IMF (請求記号:IMF/8A2/2013-2) pp188-190

契約法に関しては以下の資料があります。

  • Contract law in Papua New Guinea / Doug Tennant (請求記号:OLPP/347.4/C1)

■ 日系企業の進出状況

これについては、少数ですが以下の資料に記載がありました。

  • 週刊東洋経済. 臨時増刊, 海外進出企業総覧. 国別編 / 東洋経済新聞社 (請求記号:AEJA/658.114/K1/2013-1) p1692にパプアニューギニアの現地法人4社の詳細があります (うち、日本からの進出企業数としては3社)。(2014年4月)
マーシャル諸島
 日本統治時期のマーシャル群島、ヤルート島についての観光案内パンフレットや記述

当館では当時の資料は所蔵していませんが、ウェブアーカイブでいくつかの資料を全文で閲覧できます。

  1. 国立国会図書館デジタル化資料
    http://dl.ndl.go.jp/
    ヤルートをキーワードに検索すると南洋庁ヤルート支庁の資料が様々検索できます。
  2. 滋賀大学経済経営研究所 デジタルアーカイブ旧植民地関係資料検索
    http://mokuroku.biwako.shiga-u.ac.jp/eml5.asp?mode=manmougazo
    地域を南方に絞って検索すると、南洋群島要覧がヒットし、中にヤルート島の記載があります。
  3. 琉球大学 矢内原忠雄文庫植民地関係資料データベース
    http://manwe.lib.u-ryukyu.ac.jp/yanaihara/
    資料一覧から南洋のディレクトリを選択します。

また、現代のマーシャル諸島共和国に関する資料で古いものですが、以下を紹介します。
「南太平洋しょ国の概要」 (日本・南太平洋経済交流協会) (請求記号:Ja/308/Ni115/H3 , Ja/308/Ni115/H8) (2013年11月)

ミクロネシア
 ソロモン・レポートの全訳が掲載されているという小林[1994]という資料

当館の所蔵資料にあたったところ下記の図書ではないかと思われます。
アメリカ極秘文書と信託統治の終焉 : ソロモン報告・ミクロネシアの独立
小林泉著. -- 東信堂, 1994.11. (請求記号:OC/341.21/A1)
目次を確認したところ第一部が 「ソロモン・レポート (訳)」 となっていました。(2013年07月)

フィジー
 フィジーについて、現地でのゴミの種類、量などの情報(調査資料等)

当館の所蔵検索でヒットした関連資料は以下の1点ですが、ごみの種類や量などの情報はほとんど含まれておりませんでした。
"Fiji" in Waste minimization practices. -- Asian Productivity Organization, 2000.(請求記号:AA/361.98/W2), pp.50-66

以下は、インターネットにて国際機関、その他、国別で入手した関連情報になります。

<World Bank>

  • What a Waste 2.0: A Global Snapshot of Solid Waste Management to 2050, (2018), p. 185
    https://openknowledge.worldbank.org/bitstream/handle/10986/30317/9781464813290.pdf?sequence=12&isAllowed=y
    "APPENDIX A: Waste Generation (tonnes per year) and Projections by Country or Economy" 都市固形廃棄物(MSW: Municipal Solid Waste)の排出量。
  • WHAT A WASTE: A Global Review of Solid Waste Management, (2012), pp.41-44, 78-79, 80-83
    https://siteresources.worldbank.org/INTURBANDEVELOPMENT/Resources/336387-1334852610766/What_a_Waste2012_Final.pdf
    "ANNEX C: Availability of MSW Data by Country"
    "ANNEX I: MSW Composition Data for Cities Over 100,000"
    "ANNEX J: MSW Generation by Country ? Current Data and Projections for 2025"
  • WHAT A WASTE 2.0: A Global Snapshot of Solid Waste Management to 2050
    http://datatopics.worldbank.org/what-a-waste/
    ページの下部に"Waste Generation: Per Capita, 2016 (kg/cap/day)"の世界地図が表示されます。上の4つのタブで"Indicators by Country/City" "Composition and Waste Treatment by Country/City"を切り替えます。"Composition"でごみの内訳を表示。国や項目にカーソルを合わせるとデータが表示されます。

<United Nations>

  • UNSD Environmental Indicators: Wasteをクリック
    https://unstats.un.org/unsd/envstats/qindicators.cshtml
    "Municipal waste collected"のエクセル表など。
  • Country files from the UNSD/UNEP data collection on environment statistics
    https://unstats.un.org/unsd/envstats/country_files
    "Waste"から国を選択。Table of Contentsで表のシート名を参照。
  • Environment Statistics Country Snapshot
    https://unstats.un.org/unsd/envstats/snapshots/
    "View Country"で国を指定して検索。
  • United Nations Environment Programme: Environmental Data Explorer
    http://geodata.grid.unep.ch/
    "search the EDE Database"でキーワードかカテゴリーを指定して検索。該当項目を選択して“continue”をクリック。

<その他>

  • Waste Atlas
    http://www.atlas.d-waste.com/
    左欄のカテゴリーで"Country Data"を選択し地図上の国にカーソルを置くと、その国のMunicipal Solid Waste generation等のデータが表示されます。"Data Source"も表示できます。また、カテゴリーで"City Data"を選択するとフィジーでデータがあります。
    ※Waste Atlasについて
    http://www.atlas.d-waste.com/#aboutTab
  • Data Collection Survey on Reverse Logistics in the Pacific Islands: Final Report (JICA), 2013 [など、関連する報告書]
    http://open_jicareport.jica.go.jp/pdf/12112264_01.pdf
    ※JICA図書館ウェブサイトで図書・雑誌・JICA報告書の検索ができます。 https://libportal.jica.go.jp/library/public/Index.html
    https://libportal.jica.go.jp/library/public/riyou/data/etsuran1.pdf

<フィジー>

  • Fiji: National Solid Waste Management Strategy 2011-2014 / Fiji, Department of Environment, p.13
    https://www.sprep.org/attachments/Fiji_NSWMS_2011-2014.pdf
    "TABLE4: Waste Generation Statistics for 2011 and 2004 by Province"
  • Waste Minimization and Recycling Promotion Project in the Republic of the Fiji Islands: 3R Promotion Manual / Department of Environment, Supported by: Japan International Cooperation Agency (JICA), 2011, pp. 9, 11
    https://www.sprep.org/attachments/j-prism/3R%20Promotion%20Manual.pdf
    "Table2.3.2 Waste Generation Amount in 2008"
    "Table2.3.5 Waste Composition in 2008"

(2019年2月)