アジア経済研究所図書館

資料展&講演会「グローバルな人の移動を読み解く」

左より、<全景>、<研究者のおすすめ>、<移住>

左より、<難民>、<旅行>

資料展では、グローバルな人の移動を、移住、難民、人身取引、国際労働移動、旅行の側面から取り上げ、アジア経済研究所図書館の蔵書からその多面的な姿を浮き彫りにしました。
また講演会では、アジア経済研究所の研究員が「ミャンマーの辺境の商都ムセ見聞録」をテーマに、中国国境の街ムセを流れるヒト、モノ、カネについて解説しました。

<資料展>

「グローバルな人の移動を読み解く――アジア経済研究所図書館の所蔵資料から――」

開催日時

2017年7月3日(月曜)~10月30日(月曜)

会場

ジェトロ・アジア経済研究所 図書館 1階閲覧室

資料展観覧者の感想
  • テレビなどのメディアからはわからないことが書かれており、参考になりました。
  • この資料展をきっかけに、北朝鮮の社会や歴史に興味を持ち、当国の本を数冊読むことができて、本当に良い勉強になりました。グローバルな目を持つことの大切さを感じました。貴図書館にはとても感謝しています。
  • 全てのテーマに心動かされました。
  • 専門的だがとても多様な本を取り揃えていて非常に参考になりました。
  • グローバルな人の移動のカテゴリー分けがわかりやすく、テーマ毎の資料も揃っていました。早速利用しました。
  • ここでしか閲覧できない幅広い・専門的な資料があり、ミャンマーを知るのに役立ちました。
  • 移動に関するもののテーマがそれぞれ与えられていて、それぞれに興味を引くもの、現在問題視されているものについて取り上げられていて良かったです。
  • 写真も一緒に展示されているのが良かったです。旅行の展示も普通の旅行だけではなく、ムスリムツーリズムなどの視点が興味深かったです。日本での人身売買経験の記事には胸が痛かったです。

<講演会>

「ミャンマーの辺境の商都ムセ見聞録」

ミャンマーの中国国境の街ムセは、同国第二の都市マンダレーから、急峻な山並みを貫く460キロの街道を経た辺境の地にあります。中国雲南省につながるこの悪路がミャンマー経済の大動脈となって久しく、欧米による経済制裁解除後も衰えを見せていません。なぜ、ヒト、モノ、カネはこの辺境を流れるのか、現地調査の写真と資料で解説します。

開催日時

2017年7月11日(火曜)14時30分~16時00分

会場

ジェトロ・アジア経済研究所 本館3階A32 IDEAS大教室

講師

久保 公二 (ジェトロ・アジア経済研究所 開発研究センター 金融・マクロ経済分析研究グループ)

講演会参加者

23名

講演会参加者の感想
  • 大変興味深いテーマを、実体験や実写を豊富に交えたお話でありがたく拝聴しました。
  • ミャンマーの状況が垣間見えて大変勉強になりました。とても貴重なお話をありがとうございました。