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ブラジルの民主主義は後退するのか?――大統領選世論調査を手がかりに

 

PDF版ダウンロードページ:http://hdl.handle.net/2344/00050611

2018年10月

はじめに

2018年10月7日、ジルマ・ルセフ前大統領(以下、ジルマ)が2016年に弾劾によって罷免されてから初めてとなる総選挙(大統領選、下院選、上院選、州知事選、州議会選)がブラジル全土で実施された。その結果、10月28日に決選投票が行われることになったものの、選挙戦でのポピュリズム的手法と過激な発言から「ブラジルのトランプ」とも称されるジャイール・ボルソナーロ下院議員が大統領選の第一回投票で最も多くの支持を獲得した。また、彼が立候補に向けて今年加入した社会自由党(PSL)はこれまで小政党であったが、今回の選挙で下院における議席数を大幅に伸ばし、上院にも4名の議員を送り込むことに成功した。

ボルソナーロのような極右の政治家が台頭したことに対し、ブラジルの民主主義の将来を危ぶむ声も上がっている。それでは、今回の選挙結果は民主主義の後退につながるのであろうか。ここではこの問いについて考察していくための準備作業として、世論調査データを検討することにより、今回の大統領選の特徴を浮き彫りにしたい。具体的には、まず大統領選の主な候補と総選挙の結果を確認する。そして、世論調査会社ダッタフォーリャの調査結果をもとに、(1)ボルソナーロの支持層と(2)有権者が決選投票に臨む候補者に対して持っているイメージを検討する。

大統領選の主な候補者

2014年3月に連邦警察によって開始された汚職捜査「ラヴァ・ジャット作戦」により与野党の多くの政治家に汚職の嫌疑がかけられ、ブラジル政治は不安定な状態が続いているが、2018年の選挙戦もその影響を大きく受けることとなった。というのも、2018年1月にルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ元大統領(以下、ルーラ)が汚職疑惑の第二審でも有罪判決を受けたためである。

2018年の大統領選に向け、労働者党(PT)のルーラは一早く出馬への意欲を示し、世論調査でもトップを走っていた。しかし、2018年1月に彼の所有する三層高級住宅疑惑に関する第二審でも有罪判決が下され、有罪判決を受けたものの立候補を禁止する「クリーン・レコード法」(Lei da Ficha Limpa)に抵触する事態となった。そして、4月にはついに収監されてしまったのである。

賛否両論あるとは言え、ルーラはブラジルで人気の高い政治家である。よって、PTにとっては、ルーラ個人に対する支持をいかにPTの後継候補に繋ぎとめておくことができるかが課題となった。そのため、8月15日の候補者登録締め切りの際もルーラがPTの大統領候補として登録され、8月31日にその登録がクリーン・レコード法に基づいて取り消されたのを受けるかたちでフェルナンド・アダジ元サンパウロ市長(当初は副大統領候補)が擁立された。他方、現職のミシェル・テメル大統領のブラジル民主運動(MDB)1はエンリケ・メイレーレス前財務相を、現在は与党連合の一角を占め、90年代以降PTと大統領の座を激しく争ってきたブラジル社会民主党(PSDB)はジェラルド・アルキミン前サンパウロ州知事をそれぞれ擁立した。また、シーロ・ゴメス元セアラ州知事(以下、シーロ)は民主労働党(PDT)から、前回の2014年大統領選で有効票の21.32%を獲得したマリーナ・シルヴァ元環境相(以下、マリーナ)は、自身の持続可能性ネットワーク(REDE)から出馬した。

写真:ボルソナーロ下院議員

軍政期の元陸軍秘密警察署長を称賛したとして倫理審議会にかけられたものの、
不問となり安堵するボルソナーロ下院議員(2016年11月9日)

以上のような状況の中、早い時期から大統領候補の一人として名前が挙げられてきたのが、元軍人で1991年から7期連続で下院議員を務めているボルソナーロである。元々極右の政治家としては知られており、軍政下における人権侵害の正当化を含む軍政賛美や女性蔑視発言、LGBT蔑視発言などで物議を醸してきた。その発言の過激さから、世論調査では支持を集めてはいるものの有権者の拒否率(rejeição)も高い存在であったが、ツイッターやフェイスブック2といったソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用して着実に支持を伸ばした。特にSNSでは自身に対する疑惑に関するメディア報道を「フェイク・ニュース」3と揶揄するなど、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領を彷彿とさせる発言も目立っている。また、2018年9月6日にミナスジェライス州ジュイス・デ・フォラ市で暴漢に襲われ重傷を負ってからは街頭での選挙活動は行わず、SNSやライブ・ストリーミングでの活動に徹し、テレビ討論会にも参加しないまま10月7日の投票日を迎えた。

総選挙の結果

大統領の任期は4年で、連続再選は1回のみ認められており、今回は最終的に13人が立候補した。表1は2018年10月7日に実施された大統領選の開票結果を示したものである。有効票の過半数を獲得した候補がいる場合は1回の投票で大統領が選出されるが、ボルソナーロの得票は46.03%であり、29.28%の有効票を獲得したアダジと共に10月28日の決選投票に臨むこととなった。一方、第3位には12.47%の得票でシーロが入り、2006年の大統領選で41.64%を獲得していたアルキミンは4.76%、与党候補のメイレーレスは1.20%、2014年の大統領選で21.32%を獲得していたマリーナは1.00%と惨敗に終わった。

表1 2018年ブラジル大統領選開票結果(第一回投票)

表1 2018年ブラジル大統領選開票結果(第一回投票)

(出所)選挙最高裁判所のウェブサイト(2018年10月19日閲覧)をもとに筆者作成。

それでは、同日に行われた下院選と上院選の結果はどのようなものであっただろうか。513名の下院議員の任期は4年で、各州とブラジリア連邦区から8~70名が非拘束名簿式比例代表制を用いて選出される。一方、81名の上院議員の任期は8年で、4年ごとに各州とブラジリア連邦区から2名または1名が選出される。今回は3分の2が改選される選挙であったため、有権者は1人2票を持ち、各州の上位2名が当選となる。

表2は今回の下院選・上院選の結果を受けての議員構成の変化を示したものである。ブラジルは極めて政党数の多い多党制の国であり、今回の下院選では実に30もの政党が議席を獲得した。中でもやはり目を引くのがボルソナーロの所属するPSLであり、サンパウロ州やリオデジャネイロ州といった大きい選挙区を中心に52名が当選した。しかも、そのうちの47名は下院議員としては新人であり、全当選者に占める新人の割合が過去最高の47.37%に達したことに大きく貢献している4。また、PTも議席数自体は減らしたものの、56名を当選させて第一党の座を確保している。他方、テメル政権で与党連合の中枢を担ってきたMDBやPSDBは大幅に議席数を減らす結果となった。

表2 2018年下院選・上院選に伴う議員構成の変化

表2 2018年下院選・上院選に伴う議員構成の変化

(注)選挙後下院で10議席もしくは上院で5議席を有する政党のみ記載。2018年10月現在、下院には欠員が1名生じている。
また、今回の選挙で議席を獲得した議員の任期は2019年2月1日からとなる。
(出所)選挙最高裁判所のウェブサイト(2018年10月19日閲覧)、下院のウェブサイト(同)、
上院のウェブサイト(同)をもとに筆者作成。

上院についても下院と似た傾向が見られ、20の政党が議席を獲得した一方、MDBやPSDBの議席が減少した。また、全当選者に占める新人の割合は下院を大きく上回る87.03%(今回改選となった54名中46名)であり、その中にはリオデジャネイロ州選挙区でトップ当選を果たしたPSLのフラヴィオ・ボルソナーロ(ジャイール・ボルソナーロの長男)も含まれている。逆に再選を狙った現役上院議員は32名中8名しか当選できず5、特に上院議長を務めるMDBのエウニシオ・オリヴェイラをはじめとする大物政治家の落選は大きな衝撃を持って受け止められた。また、2016年の弾劾で罷免されたものの8年間の公職追放は免れていたPTのジルマ前大統領は、ミナスジェライス州選挙区から上院選に立候補したものの落選している。

ボルソナーロの支持層

以上みてきたように、今回の総選挙ではボルソナーロが着実に支持を伸ばし、彼の所属するPSLもその恩恵にあずかって上下両院で大幅に議席数を伸ばした。では、ボルソナーロはどのような人々に支持されているのであろうか。ここでは彼の支持層を探るための手がかりとして、世論調査会社ダッタフォーリャによる調査結果を検討してみたい。10月10日に行われた調査において、全回答者の18%が大統領選第一回投票(10月7日)での投票先を前日もしくは当日決めたとしていることからも明らかなように、世論調査からは投票日直前の有権者の投票行動の変化を完全に捕捉することはできない6。しかし、回答者の社会的属性と投票行動との関係の傾向を、ある程度は把握できると思われる。

写真:横断幕を首都ブラジリアの中心部で掲げるボルソナーロ支持者

綴りの一部をPTとかけ、「腐敗した政治家は出て行け」という横断幕を
首都ブラジリアの中心部で掲げるボルソナーロ支持者(2018年10月21日)

表3は、ダッタフォーリャが第一回投票の直前に実施した調査における「もし大統領選が今日だとした場合、あなたはどの候補者に投票しますか?」という質問に対する回答(第一回投票における上位4候補に対するもののみを表示)と、回答者の社会的属性とを示したものである7

表3 社会的属性と2018年大統領選における投票行動

表3 社会的属性と2018年大統領選における投票行動

(出所)「宗教」については2018年10月2日、それ以外の項目については2018年10月5~6日に実施された
世論調査会社ダッタフォーリャの調査結果をもとに筆者作成。

回答者の社会的属性のうち、まず目を引くのが所得との関係である。ボルソナーロに投票するとした回答者の割合は、世帯月収が最低賃金の2倍にあたる1,908レアル(約5万8,000円)以下の低所得者層では25%にすぎないが、その割合は所得水準が上がるにつれて高くなり、世帯月収が最低賃金の10倍の9,540レアル(約29万円)以上の高所得者層では55%にまで達する。一方、ルーラ政権とジルマ政権下で条件付現金給付政策「ボルサ・ファミリア」を推進し、所得再分配を重視するPTのアダジに対する支持は低所得者層(29%)ほど顕著である。また、教育についても同様の傾向が見られ、ボルソナーロを選択した回答者の割合は教育水準が高まるにつれて高くなるが、アダジを支持する回答者の割合は高等教育まで修了した者(15%)よりも初等教育のみを修了した者(29%)の方が高くなっている。

以上のような世帯月収・教育と投票行動との関係は、前回の大統領選の際にも観察された。しかし、2014年の大統領選の場合、高所得者層や高等教育修了者からの支持を多く集めていたのは、PSDBから出馬したアエシオ・ネーヴェス(以下、アエシオ)であった(菊池 2014)。一方、表3から明らかであるように、今回の選挙でPSDBが擁立したアルキミンはこれらの層からの支持が弱い。よって、前回の大統領選でアエシオに投票した人々が、今回は少なからずボルソナーロに投票したと想定できよう。

次に、各候補者に対する支持の地域性に注目すると、ボルソナーロはほとんどの地域で最も支持を集めた候補であるが、唯一北東部だけはアダジの方が優勢であった。ブラジルの北東部と北部は他地域に比べて所得水準が低く、「ボルサ・ファミリア」をはじめとする社会政策の受益者が多い地域である。そのため、このところの選挙ではPTの大票田となっており、今回の選挙でもアダジに対する支持が大きかった。また、同じく北東部のセアラ州を本拠地とするシーロを選択するとした北東部の回答者の割合(19%)も、ボルソナーロ(22%)と遜色のない水準になっている。

回答者の世代の影響についてはどうであろうか。先述したように、ボルソナーロは今回の選挙でSNSをフル活用している。しかし、興味深いことに、彼に対する支持の大きさに年齢による差異は見られない。他方、シーロは16~24歳の若年層における支持が他の年齢層に比して多く(20%)、アダジは少なくなっている(18%)。

ここまで見てきた社会的属性と投票行動との関係は、2014年の大統領選の際にも観察されたものが少なくないが、今回の選挙で特徴的なのは有権者の性別・宗教の影響の現れ方である。前回の大統領選では3人の有力候補のうちの2人(ジルマとマリーナ)が女性であったが、性別は人々の投票行動の説明要因とはならなかった(菊池 2014)。しかし、ボルソナーロによる女性蔑視発言は、女性を中心とした反ボルソナーロ運動(#EleNão)を組織させるほどである。そのため、ダッタフォーリャの調査でもボルソナーロを選択した回答者の割合が男性(42%)と女性(30%)とで大きく異なっている。

また、ブラジルではプロテスタントの信者数が増加しており、特に議会では福音派議員団の影響力が顕著であるが(近田 2016)、ボルソナーロも2016年に浸礼(洗礼)を受けて同議員団に所属している。そのため、福音派のリーダーは彼に対する強い支持を表明しており8、ダッタフォーリャの調査結果でも福音派の回答者の40%がボルソナーロを選択している。実際、ボルソナーロのLGBTに対する態度などは、彼の福音派の保守派としての立場を反映していると言えよう9

ボルソナーロは「民主主義の擁護者」?

ボルソナーロのような軍政賛美や差別的な発言を行う極右の政治家が大統領候補として台頭したことに対し、ブラジルにおける民主主義の行方を案ずる声が上がっている。例えば、How Democracies Die10の著者の一人であるスティーブン・レビツキーは、ブラジルにおける二極化の進行に懸念を示し、政治家や有権者が民主主義に対する強い信念を維持する必要性を説いている11。では、ブラジルでは民主主義の後退が始まっているのであろうか。

ここで非常に興味深いのが、ダッタフォーリャが10月17~18日に341のムニシピオ(基礎自治体)の9,137人を対象として行った決選投票に臨む候補者のイメージに関する調査である。表4はその調査結果を示したものであるが、「より権威主義的なのは?」という質問に対しては全回答者の75%がボルソナーロと答えており、その傾向はあらゆる社会的属性に共有されている。ところが、「より民主主義を擁護しているのは?」という質問に対しても、ボルソナーロと答えた調査対象者の割合(47%)が、アダジ(39%)と答えた回答者の割合を上回っているのである。

表4 社会的属性と決選投票の候補者のイメージ

表4 社会的属性と決選投票の候補者のイメージ

(出所)2018年10月17~18日に実施された世論調査会社ダッタフォーリャの調査結果をもとに筆者作成。

表4をより詳しく見てみると、ボルソナーロと回答した人々の割合が高い社会的属性の傾向は、表3で見られた傾向と似ていることが分かる。すなわち、所得水準や教育水準が高い層の回答者がアダジよりもボルソナーロを民主主義の擁護者であると考える傾向があり、その傾向は北東部以外の地域の回答者にも共有されている。また、男性や福音派の調査対象者についても、ボルソナーロがより民主主義を擁護しているという回答がアダジを大きく上回っている。

ボルソナーロ支持層とボルソナーロを民主主義の擁護者と捉える層の重複は、どのように説明できるのであろうか。以上の観察のみから断定することは不可能であるが、ここまで検討してきたことから得られる一つの解釈は、ボルソナーロ支持者の多くは彼が権威主義的であることは認識しつつも、あくまでPSDBのような中道・中道右派的な選択肢の一つとしてボルソナーロを選んだのではないかというものである。確かにボルソナーロは軍政やLGBTなどについては問題のある発言が多いが、経済政策では(その具体性は別として)新自由主義を志向し、反汚職や治安の改善も強調している。これまでの大統領選において、市場にフレンドリーな経済政策を提示し、「反PT」の受け皿となってきたのはPSDBの候補者であった。しかし、支持率の極めて低い現テメル政権への参加や汚職への関与はPSDBの立場を弱め、ボルソナーロを泡沫候補から有力候補へと昇格させた。ただし、そのような形で権威主義的な人物を大統領に選んでしまうことこそ、レビツキーが懸念する民主主義の後退の序章に繋がりかねないのである(レビツキー・ジブラット2018)。

おわりに

ボルソナーロのような極右の政治家の台頭は、ブラジルにおける民主主義の後退につながるのであろうか。本稿では、この問いについて考えるための準備作業として、2018年大統領選に関する世論調査データを検討した。そして、所得水準や教育水準がより高い層がボルソナーロを支持する傾向があること、北東部を除くほとんどの地域で他の候補者を上回っていること、今回の選挙では有権者の性別・宗教の影響の現れ方が特異であることを指摘した。また、ボルソナーロの支持層とボルソナーロを民主主義の擁護者と捉える層が重複していることを説明する解釈の一つとして、多くの有権者があくまでPSDBの受け皿としてボルソナーロを選択した可能性に言及した。

本稿脱稿時点(2018年10月24日)では、10月28日の決選投票でもボルソナーロの得票がアダジのそれを上回る可能性が高い状況である。その場合、短期的には彼がどのような連立政権を成立させ、上下両院をコントロールしていくかがブラジル政治の注目ポイントとなるが、長期的には彼の存在がブラジルの民主主義にどのような影響を与えるのかを注視していく必要があると考えられる。

(2018年10月24日脱稿)

著者プロフィール

菊池啓一(きくちひろかず)。アジア経済研究所海外派遣員(在ブラジリア)。Ph.D. (Political Science). 専門は比較政治学、政治制度論、ラテンアメリカ政治。最近の著作に、Presidents versus Federalism in the National Legislative Process: The Argentine Senate in Comparative Perspective. Cham: Palgrave Macmillan (2018)、「表現の自由・水平的アカウンタビリティ・地方の民主主義――定量データでみる世界の新興民主主義」(川中豪編『後退する民主主義、強化される権威主義――最良の政治制度とは何か』ミネルヴァ書房、2018年)など。

書籍:Presidents versus Federalism in the National Legislative Process

書籍:後退する民主主義、強化される権威主義

参考文献
  • 川中豪 2018. 「途上国研究の最先端(第4回) 後退する民主主義」『IDEスクエア』.
  • 菊池啓一 2014.「2014年大統領選挙とブラジルにおける政党政治」『ラテンアメリカ・レポート』Vol. 31 No. 2、2-16.
  • 近田亮平 2016.「ブラジルにおける国家とキリスト教系宗教集団の関係――福音派の台頭と政治化する社会問題」宇佐見耕一・菊池啓一・馬場香織編『ラテンアメリカの市民社会組織――継続と変容』アジア経済研究所、217-253.
  • レビツキー、スティーブン、ダニエル・ジブラット 2018. 濱野大道訳『民主主義の死に方――二極化する政治が招く独裁への道』新潮社(Levitsky, Steven, and Daniel Ziblatt, How Democracies Die: What History Reveals About Our Future. London: Viking, 2018).
写真の出典
  • 写真1:By Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil [CC BY 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], from Wikimedia Commons.
  • 写真2:筆者撮影。
  1. 2017年12月に、ブラジル民主運動党(PMDB)から改名された。
  2. 2018年10月22日現在、ツイッターは189万人、フェイスブックは809万176人にフォローされている。
  3. もっとも、今回の選挙では、ボルソナーロ支持者もアダジ支持者も互いにワッツアップ(「ライン」に類似したインスタント・メッセンジャー・アプリケーション)を利用して「フェイク・ニュース」を含めた誤った情報を広めてしまっている。(The New York Times, October 17, 2018
  4. 下院のウェブサイト(2018年10月19日閲覧)。
  5. 下院のウェブサイト(2018年10月19日閲覧)。
  6. また、先述のジルマ前大統領の上院選における落選を予測できなかったことなどから、その調査手法に疑問が呈されているのも事実である。
  7. 「全調査対象者」「世帯月収(レアル)」「教育」「地域」「年齢」「性別」については、第一回投票前の最後の調査となった10月5~6日の調査の結果を示している。ただし、この調査には回答者の宗教に関するデータが含まれていないため、「宗教」についてのみ10月2日の調査における同じ質問に対する回答との関係を示している。10月5~6日の調査はブラジル全土の382のムニシピオ(基礎自治体)の1万9,552人、10月2日の調査は225のムニシピオの3,240人を対象としている。
  8. Jornal Estado de Minas, 1 de outubro de 2018.
  9. Folha de S. Paulo, 16 de outubro de 2018.
  10. 日本語版はレビツキー・ジブラット(2018)。英語版の紹介として、川中(2018)も参照されたい。
  11. フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ財団のウェブサイト