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国際シンポジウム

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グローバリゼーションの波とともに:太平洋島嶼国の持続可能な開発と新たな地域主義

グローバリゼーションの波は太平洋の島嶼国にも及んでいます。とくに近年急速に進む天然ガスを含む鉱物資源や水産・森林資源の開発に伴い、島嶼国と域外諸国・多国籍企業との力関係が大きく変わりつつあるほか、これまでパシフィック・ウェイを掲げて進められてきた島嶼国間の地域協力のあり方も大きな転機を迎えています。1971年開催の第1回南太平洋フォーラムを出発点とする太平洋諸島フォーラム(PIF)には現在18の国・地域が加盟し、太平洋島嶼国間の地域協力・地域主義の基盤となっていますが、近年、漁業、防災、持続可能な開発、地球温暖化問題などさまざまな課題に向けた加盟国間の多様な協力枠組みが模索されています。

本シンポジウムでは、太平洋島嶼国を取り巻く国際環境が大きく変化するなか、島嶼国間の地域主義の新たな変化や持続可能な開発のための課題を取り上げます。太平洋の荒波を越えて生きる島嶼国の人びとが、グローバリゼーションの波のなかをどのように進んでいるかを探ります。

皆様のご参加をお待ちしています。

開催日時

2018年5月16日(水曜)14時00分~17時00分 (開場13時30分)

会場

ジェトロ本部5階ABCD会議室
(東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル5階)
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅

プログラム

14:00~14:05 開会挨拶
佐藤 百合(ジェトロ・アジア経済研究所 理事)
14:05~14:35 基調講演1「太平洋島嶼国の地域主義と地域秩序の変容」(仮)
Sandra Tarte 氏 (Associate Professor, University of the South Pacific)
14:35~15:05 基調講演2「広域地域枠組みと太平洋島嶼国」
小柏 葉子 氏(広島大学社会科学研究科教授)
15:05~15:25 休憩
15:25~15:45 報告1「活発化する太平洋の地域国際機関――CROPの役割を中心に
黒崎 岳大 氏(東海大学現代教養センター講師)
15:45~16:05

報告2「太平洋諸島の持続可能性と開発協力」

三村 悟 氏(JICA東北支部次長)

16:05~16:25 報告3「SDGsと国家戦略をめぐるいくつかの議論」
坪田 建明(ジェトロ・アジア経済研究所 開発研究センター経済地理研究グループ)
16:25~17:00 パネルディスカッション
モデレーター:今泉 慎也(ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター上席主任調査研究員)
パネリスト:Sandra Tarte 氏、小柏 葉子 氏、黒崎 岳大 氏、三村 悟 氏、坪田 建明


使用言語

日本語、英語(日英同時通訳あり)

主催

ジェトロ・アジア経済研究所

後援

国際機関太平洋諸島センター

定員

150名(締切日を過ぎたため、お申込みを締め切りました)

参加費

無料

※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。

お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課
Tel: 043-299-9536 Fax: 043-299-9726
 E-mail:sympo-sc E-mail