イベント・セミナー情報
2016年アジア経済研究所夏期公開講座(東京)
コース5 習近平政権下の中国——政治・外交・経済の諸相
習近平政権は来年の第19回党大会を節目に、5年目の折り返し地点に入ります。政治面では、権力基盤の強化の一環として、反腐敗や言論統制などに注力してきました。外交面では、大国として存在感を国際社会に示すべく、大国間外交や周辺外交を進めてきました。経済面では、改革・開放の深化と「一帯一路」構想への取り組みを本格化させようとしています。本講座では、各分野の専門家が、政治、外交、経済などの諸問題に焦点を当て、中国の現状と今後の行方について展望します。
開催日時
2016年8月9日 (火曜) 13時30分~17時00分
会場
ジェトロ本部 5階 ABCD会議室
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル5階
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅
プログラム
時間帯 | 講師 | テーマ・講義概要 | |
---|---|---|---|
13:30-13:35 | 開会挨拶・事務連絡 | ||
1 | 13:35-14:25 |
加茂具樹氏 (慶応義塾大学総合政策学部教授) |
習近平政権が歩む道と直面する政治的課題 習近平政権は「集権化」の道を歩んでいます。政権は、なぜ、そしてどの様にしてこの道を歩んできたのかを概観し、中国政治が直面する課題を分析します。 |
2 | 14:25-15:15 |
松本はる香 (地域研究センター 東アジア研究グループ) |
中国をめぐる国際関係~習近平政権の対外政策 習近平政権の対外政策の軌跡として、最近の大国間外交や周辺外交の展開を概観した上で、最近の日中関係などの中国をめぐる国際関係にも焦点を当てて、現状と今後の行方を分析します。 |
3 | 15:30-16:20 |
大西康雄 (新領域研究センター 上席主任調査研究員) |
2期目に向けた習政権の経済課題 「中所得国の罠」を突破するための改革・開放深化の現状と独自の経済圏形成を目指す「一帯一路」構想に焦点を当て、経済分野における政権二期目の課題を分析します。 |
4 | 16:20-17:00 | 講師全員 |
パネルディスカッション パネルディスカッション形式で、フロアからの質疑・応答を含めて議論し、講義内容を補います。 |
使用言語
日本語
受講料(1コースあたり)
- 一般:4,000円
-
アジ研賛助会正会員 、ジェトロ・メンバーズ、農林水産情報研究会会員:それぞれ1口につき先着2名まで無料。3人目より4,000円/人
※3人目のお申し込みがあった場合は、その旨当方よりご連絡し、出欠の確認をいたします。 - アジ研賛助会個人利用会員 :2,000円
- 学生:2,000円(学生料金をご希望の場合、必ず申込時に学生証コピーの添付をお願いします。添付が無い場合いは一般料金となります)
※東日本大震災による被災中小企業・中小企業団体様は 被災企業・団体様向け有料サービスの無償提供のご案内 をご覧ください。
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課
Tel:043-299-9536
E-mail:kakikoza