イベント・セミナー情報
2016年アジア経済研究所夏期公開講座(東京)
コース4 台湾の新政権が直面する課題と台湾政治の展望
今年1月に行われた総統選挙では、民進党の蔡英文が当選し、8年ぶりに政権が交代しました。このコースの第1の狙いは、新政権が抱える課題の検討です。対外的には中国との関係が最大の課題です。内政においても、経済の不振や格差の拡大といった難題に取り組まなくてはなりません。第2の狙いは、選挙の結果生まれた新しい政治の生態の展望です。国会でも多数を制した民進党、惨敗を喫した国民党、新興の時代力量といった勢力の今後を考察します。
開催日時
2016年8月8日 (月曜) 13時30分~16時20分
会場
ジェトロ本部 5階 ABCD会議室
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル5階
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅
プログラム
時間帯 | 講師 | テーマ・講義概要 | |
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13:30-13:35 | 開会挨拶・事務連絡 | ||
1 | 13:35-14:25 |
佐藤幸人 (新領域研究センター長) |
蔡英文政権が取り組む経済及び社会的課題 中国経済の減速によって台湾経済の不振が顕著になっています。一方、格差の問題は十分に解決されないままです。蔡政権がこれらの課題に対する取り組みを検討します。 |
2 | 14:25-15:15 |
松本充豊氏 (京都女子大学教授) |
蔡英文政権による政治改革への取り組みと政党政治の展望 民進党が議会の過半数を制したことで、政治面の改革において蔡政権への期待は大きいものがあります。蔡政権の政治改革に向けた取り組みを検討し、今後の台湾の政党政治の行方を併せて展望します。 |
3 | 15:30-16:20 |
竹内孝之 (地域研究センター 東アジア研究グループ) |
蔡英文政権の対外政策(対中、対日関係を中心に) 「中華民国」本位の国民党・馬英九政権と違い、民進党は台湾の主体性を重視し、親日親米と言われます。しかし、蔡英文政権は対中関係の維持も考慮しています。こうした新旧政権の国家観・政策思想と今後の展望について解説します。 |
使用言語
日本語
受講料(1コースあたり)
- 一般:4,000円
-
アジ研賛助会正会員 、ジェトロ・メンバーズ、農林水産情報研究会会員:それぞれ1口につき先着2名まで無料。3人目より4,000円/人
※3人目のお申し込みがあった場合は、その旨当方よりご連絡し、出欠の確認をいたします。 - アジ研賛助会個人利用会員 :2,000円
- 学生:2,000円(学生料金をご希望の場合、必ず申込時に学生証コピーの添付をお願いします。添付が無い場合いは一般料金となります)
※東日本大震災による被災中小企業・中小企業団体様は 被災企業・団体様向け有料サービスの無償提供のご案内 をご覧ください。
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課
Tel:043-299-9536
E-mail:kakikoza