イベント・セミナー情報

2016年アジア経済研究所夏期公開講座(東京)

コース3 サウジアラビアとイラン、湾岸地域の現状と展望

湾岸ではイランへの核関連制裁が解除されロウハニ大統領の就任から3年が過ぎようとしています。サウジアラビアはサルマーン新国王の統治の下でムハンマド副皇太子の権力が強まり、副皇太子を中心にして経済政治の改革が進められています。一方でイランとサウジアラビアは断交し対立が続いています。原油価格は低迷し湾岸地域の経済は大きな打撃を受けています。このような状況は湾岸地域全体にどのような影響を与えるのでしょうか。日本との関係も含め考えます。

開催日時

2016年8月5日 (金曜) 13時30分~17時00分

会場

ジェトロ本部 5階 ABCD会議室
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル5階
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅

プログラム
時間帯 講師 テーマ・講義概要
  13:30-13:35   開会挨拶・事務連絡
1 13:35-14:25 福田安志
(新領域研究センター 上席主任調査研究員)
サウジアラビアの政治・経済・対外関係の現状
サルマーン国王の下での変化、特にムハンマド副皇太子が4月以降打ち出した「ビジョン2030」、省庁再編・内閣改造などについて検討し、政治の新しい方向性を明らかにします。
2 14:25-15:15 田中浩一郎氏
(日本エネルギー経済研究所 常務理事 兼 中東研究センター長)
イランの政治・経済・対外関係の現状
ロウハニ大統領の就任から3年が過ぎ、アメリカによる核開発関連の制裁が解除されたイランの現状と方向性について、内政や対外関係を中心に検討します。
3 15:30-16:20 中西俊裕氏
(日本経済新聞社編集委員)
湾岸全体、日本との関係
サウジ・イラン対立を含む湾岸全体の現状をどう見るか、イラクやISの動向の湾岸地域への影響は、原油価格の低迷するなかで日本への影響はなどについて検討します。
4 16:20-17:00 講師全員
司会: 佐藤寛
(新領域研究センター 上席主任調査研究員)
パネルディスカッション
パネルディスカッション形式で議論します。
使用言語

日本語

受講料(1コースあたり)
  1. 一般:4,000円
  2. アジ研賛助会正会員 、ジェトロ・メンバーズ、農林水産情報研究会会員:それぞれ1口につき先着2名まで無料。3人目より4,000円/人
    ※3人目のお申し込みがあった場合は、その旨当方よりご連絡し、出欠の確認をいたします。
  3. アジ研賛助会個人利用会員 :2,000円
  4. 学生:2,000円(学生料金をご希望の場合、必ず申込時に学生証コピーの添付をお願いします。添付が無い場合いは一般料金となります)

※東日本大震災による被災中小企業・中小企業団体様は 被災企業・団体様向け有料サービスの無償提供のご案内 をご覧ください。

主催

ジェトロ・アジア経済研究所

※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。

お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課
Tel:043-299-9536
E-mail:kakikoza E-mail