イベント・セミナー情報
2018年 アジア経済研究所 夏期公開講座(東京)
コース6 「一帯一路構想」のインパクトと今後の展望
募集は締め切りました
一帯一路構想が提起されて5年が経過し、来年には第2回国際サミットフォーラムが開催されます。この間、中国経済のプレゼンスの拡大、中国企業の対外活動の活発化に伴い、構想の持つプラスとマイナスの影響力が明らかになってきました。本講座では、構想が内外に与えたインパクトを、主に経済の視点から、対外面では①国際貿易・投資動向、②経済援助動向、③企業の対外活動への影響を、国内面では④改革開放への影響を分析し、その今後の展望を得ることを目指します。
開催日時
2018年8月6日(月曜)13時30分~17時00分
会場
ジェトロ本部5階ABCD会議室
(東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル5階)
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅
プログラム
時間帯 | 講師 | テーマ・講義概要 | |
---|---|---|---|
13:30-13:35 | 開会挨拶・事務連絡 | ||
1 | 13:35-14:25 |
丸川 知雄 氏 (東京大学 社会科学研究所 教授) |
世界経済へのインパクト 本講義では、世界最大の貿易大国となった中国の経済変動が各国にどのような影響を与えているのか、「一帯一路」の沿線国とされている地域を中心に明らかにします。 |
2 | 14:25-14:55 |
北野 尚宏 氏 (早稲田大学 理工学術院 教授) |
対外援助動向へのインパクト 中国は新たな国際開発協力機関を設立し、対外援助政策と「一帯一路」構想を結び付けようとしています。本講義では対外援助の最近の動向と課題について紹介します。 |
休憩 | |||
3 | 15:10-15:40 |
丁 可 (ジェトロ・アジア経済研究所 開発研究センター 企業・産業研究グループ) |
日中企業連携へのインパクト 2017年のAPECにおいて、日中首脳は「一帯一路」を軸とした両国民間企業の第三国での連携推進で合意しました。本講義では、東南アジアに焦点を当てながら、一帯一路沿線における日中企業連携の実態を解説し、その可能性を探ります。 |
4 | 15:40-16:10 |
大西 康雄 (ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター 上席主任調査研究員) |
改革開放の今後へのインパクト 習政権は、対外開放拡大による国内改革促進を目指しており、対外開放で自由貿易試験区と車の両輪を成す「一帯一路」構想はこの意味で重要であります。本講義では、構想の改革促進効果について論じます。 |
5 | 16:10-17:00 | 講師全員 |
質疑応答 フロアからの質問に応答する中で講義内容を補います。 |
使用言語
日本語
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
受講料(1コースあたり)
- 一般:4,000円
- アジ研賛助会正会員 、アジ研賛助会個人利用会員:無料
- ジェトロ・メンバーズ、農林水産情報研究会会員:それぞれ1口につき先着1名まで無料。2人目より4,000円/人
※2人目のお申し込みがあった場合は、その旨当方よりご連絡し、出欠の確認をします。 - 学生:2,000円(学生料金をご希望の場合、当日受付にて学生証の提示をお願いします。提示が無い場合は一般料金となります。)
※ただし、アジ研賛助会正会員大学の学生は無料でご参加いただけます。
定員(1コースあたり)
100名
(定員に達したため、お申し込みを締め切りました)
※オンラインでのお申し込み手続きを終了した後で受講コースの追加・修正等をご希望になる場合には、下記のお問い合せ先までご連絡ください。
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部成果普及課
Tel:043-299-9536
E-mail:kakikoza