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COP23 ジャパンパビリオン公式イベント

COP23 ジェトロ・アジア経済研究所、名古屋大学共催セッション「気候変動、食糧安全保障、公衆衛生の相互作用」

2017年11月6~17日にかけて、第23回国連気候変枠組条約締約国会議(COP23)がボン(ドイツ)にて開催されます。ジェトロ・アジア経済研究所(以下、研究所)は、2017年11月17日(COP23開催期間中)にボンにて、「気候変動、食糧安全保障、公衆衛生の相互作用」と題したセッションを開催します。

概要

気候変動と食糧安全保障及び公衆衛生の相互作用に関し、特に発展途上国の事例を中心としたセミナーを開催する。気候変動は、農業生産を通じて、食糧安全保障と公衆衛生に影響を及ぼすが、逆に食料安全保障や公衆衛生も空気や水、土を通じて気候に変化を生じさせる。鳥インフルエンザや米に含まれる毒性の重金属、食の安全やアフリカにおける気候変動難民などは気候変動によりインパクトを受ける例であり、砂嵐やPM2.5、水汚染などは、農業生産や加工過程におけるインパクトの例である。

本セミナーでは、気候変動と食糧安全保障、そして公衆衛生の相互作用を詳述するだけではなく、相互作用のインパクトを実験データから数値的に明らかにする。持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定を実行していくためには、気候変動と農業問題の理解とバランスが個人、産業、政府レベルで必要になる。特に経済に占める農業部門のシェアが比較的大きい発展途上国では、このような問題はより重要である。本セミナーでは、分析結果に基づく政策的なインプリケーションと解決案を提示する。

開催日時

2017年11月17日(金曜)13時00分~14時30分 

会場

COP23 ジャパンパビリオン会場イベントスペース(ボンゾーン)

議長およびコメンテーター

  • 高村ゆかり(名古屋大学アジア共創教育研究機構 ・名古屋大学大学院環境学研究科 教授

登壇者

  • 薛進軍(名古屋大学アジア共創教育研究機構・名古屋大学大学院経済学研究科 教授)
  • ニコラ・カントーレ(国連工業開発機関(UNIDO)産業開発研究官)
  • 雷蕾(ジェトロ・アジア経済研究所 研究員)
  • 劉竹(ハーバード大学研究員、イーストアングリア大学講師、名古屋大学准教授)

使用言語

英語

主催

ジェトロ・アジア経済研究所、名古屋大学

COP23ジャパンパビリオン・オフィシャルウェブページ (http://copjapan.env.go.jp/cop23/event/nov17/02.html)   事前登録:不要
※本セッションへの参加登録は不要ですが、COP23本体へ参加をご登録の方のみ入場が可能です。
※研究所ではCOP23本体への参加登録を承ることができませんのでご了承ください。