2014年の大統領選挙で勝利したジョコ・ウィドドが政権を発足させてから1年が経過しました。インドネシア初の庶民出身大統領に対する国民の期待も高かったのですが、1年目の政権運営は必ずしも順調とは言えませんでした。一方、政治的な安定が徐々に図られ、経済改革に向けた前向きな動きも見られるようになってきました。しかしながら、日本国内では、経済成長率の低下や高速鉄道計画の受注失敗などのニュースが広く報道され、インドネシア経済や日本・インドネシア関係の先行きに対して悲観的な見方も示されつつあります。これは、この国の一部分を特定の観点から切り取った見方に影響されている面が多分にあります。

アジア経済研究所では「2014年インドネシアの選挙」研究会を2年間にわたって実施し、この研究成果を先日刊行しました。正確な情報と冷静な分析にもとづいて、インドネシアの全体像を広く社会に提供する必要性が高まっていることを踏まえ、ジョコ・ウィドド政権の1年を振り返り、今後の行方を解説します。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2015年12月3日 (木曜) 14時00分～16時30分　(開場：13時30分)

ジェトロ本部5階 展示場
（東京都港区赤坂1-12-32　アーク森ビル5階）
最寄り駅：東京メトロ　南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅

日本語

ジェトロ・アジア経済研究所

無料

※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。