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ワークショップ

中国の「一帯一路」構想とAIIBをどう捉えるか?

>>開催報告 (194KB)

中国の二つのシルクロード計画「一帯一路」とAIIB(アジアインフラ投資銀行)を、どのように捉えればよいのでしょうか。「一帯一路」は外交政策のみならず、経済政策をも内包し、その対象地域と論点は多岐に渡ります。AIIBも同様に、単なるインフラ投資を超えた論点も視野に入れざるを得ません。そこで本ワークショップでは、東京大学の現代中国研究拠点事業と日本貿易振興機構アジア経済研究所の関係研究者を集め、論点としては構想の背景、外交政策としての特徴、対外援助の観点からの示唆、広域インフラ事業としての意義を取り上げ、さらに東南アジアとアフリカの専門家の参加も得ることで、多角的視点から「一帯一路」構想とAIIBを議論します。

開催日時

2015年9月9日 (水曜) 14時00分~18時00分 (受付開始:13時30分)

会場
プログラム

共同司会:
 末廣昭 (東京大学社会科学研究所教授)
 平野克己 (アジア経済研究所地域研究センター上席主任調査研究員)

時間 内容
13:30~ 受付開始
ワークショップ開始
14:00~14:10 趣旨説明(末廣昭)
14:10~14:45 報告者(1) 伊藤亜聖 (東京大学社会科学研究所講師)
「動き出す中国の「一帯一路」構想:その背景と実態」
14:45~15:20 報告者(2) 川島真 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
「中国の一帯一路構想とAIIB:中国の外交政策の観点から」
15:20~15:55 報告者(3) 北野尚宏 (JICA研究所副所長)
「中国の一帯一路構想:中国の対外援助政策の観点から」
15:55~16:30 報告者(4) 梅﨑創 (アジア経済研究所新領域研究センター経済統合研究グループ長)
「ASEANの経済回廊開発と中国の一帯一路構想」
休憩
16:45~17:55 質疑応答と討議 4 名のパネル討議
17:55~18:00 閉会の辞 ( 平野克己
使用言語

日本語

主催

東京大学現代中国研究拠点事業、日本貿易振興機構アジア経済研究所

参加費

無料