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図書館

第2回途上国理解市民フォーラム開催報告

日本とコーヒーと途上国(II)-コーヒーの原産地エチオピアを訪ねて-




開催日時
2004年2月20日 (金曜) 14時00分~16時00分

会場
アジア経済研究所 C21会議室

千葉市美浜区若葉3-2-2

講師
児玉 由佳(ジェトロ・アジア経済研究所 アジア経済研究所地域研究センターアフリカ研究グループ)


エチオピアは「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ北東部に位置し、日本の約三倍の面積に日本の約半分の人口である6300万人が居住している国で、国連からは最貧国に分類されている。その主要輸出産品はモカ・コーヒーであり、同国の全輸出総額の半分以上を占めている。一般にコーヒー輸出国で生産されるコーヒーの大半が輸出用であるのに対し、エチオピアで生産されるコーヒーの半分近くは、国内で消費されている。エチオピアにおけるコーヒー文化の歴史はそれほど長いものではないが、コーヒーはエチオピア人の生活にかかせないものとなっている。それを具体的に表すものとして、「コーヒー・セレモニー」がある。

エチオピアのコーヒーの流通は、現地の人々によって担われており、その流通経路は、コーヒーを生産する南部地域の小農たちと彼らに雇われる北部からの出稼ぎ農民たち、その農民たちからコーヒーを買い付ける地元のコーヒー商人、さらに地元の商人から大量にコーヒーを買い付ける資本力のある輸出商人たちというように、多くの段階に分かれている。

このセミナーは、私たち日本人にも身近なモカ・コーヒーの生産と流通を通して、遠いアフリカの一国であるエチオピアの社会事情を窺い知る絶好の機会となりました。

当日は、講師撮影の写真も多数紹介され、活発な質疑応答が交わされました。さらに講演後、図書館見学も行われ、盛況のうちに終わりました。